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カーネギーの話し方入門 文庫版 を読んだ

カーネギー話し方入門 文庫版

カーネギー話し方入門 文庫版

「人を動かす」、「道は開ける」の著者として日本でも有名なデール・カーネギーが著した本。
カーネギーはパブリック・スピーキングの講座の教師を行っており、
その経験などから得たノウハウが記されている。
本書の元となっている本は1926年に書かれた本であるけれども、
現代におけるスピーチでも十二分に活用できる、根本的な知識、概念であると感じた。
文章は持って回った言い回しや例え話、比喩、過去の体験を交えたものとなっていて、
ただの説明的な文章とならないようになっている。
反面、すぐにスピーチを控えているので、手っ取り早くノウハウを知りたい時に読む本ではないと思う。

第一章 勇気と自信を養う

  • 怠りなく準備を行うことで、自分の話す内容を理解し、自信が持てる
  • 意識して自信満々に振る舞うことで気持ちもついてきて恐怖心を克服できる
  • 経験を積んでいけば自身の実力を知ることができ、自信を持つことができるようになる

第二章 自信は周到な準備から

  • 準備とは、言い回しや文章を暗記することを指すのではない
  • 自分自身の考えを編み上げて、話したい内容、伝えたい内容を膨らませていくことが準備
  • 多くの時間を使って題材について自分自身に問いかける事、問いから新しい考えを生み出していくことが重要
  • 自分の考えを補強する知識や素材、本などを集め、情報を十分に蓄積する
  • 実際に使用するよりも多くの知識を知っていることは自信につながる

第三章 有名演説家はどのように準備したか

  • スピーチの構成に決まった法則はない
  • 一つの話題を取り上げた時に全てを語るようにし、話題が行ったり来たりしないようにするべき
  • メモを見る行為は話し手への興味を阻害するため、避けるべき

第四章 記憶力を増進する

  • しっかりと記憶するために重要なのは、印象・反復・連想である
  • じっくりと観察し、言葉を声に出すことでより強い印象を得られる
  • 特に視覚からの印象は重要であるため、要点をまとめた絵等を用いる方法もある
  • 反復を行う際は、ひたすら繰り返すよりも間隔を開けて行う
  • 記憶を引き出すためには、自分の持っている様々な知識と関連付けて覚えることが重要
  • 語呂合わせや話の流れを連想させるような文章を作っておくと思い出しやすい
    (例えば元素記号の水兵リーベ等...)

第五章 スピーチの成功に欠かせないもの

  • 何かを学ぶ際には必ず停滞する時期が訪れるが、諦めずに学び続ける事で成長できる

第六章 上手な話し方の秘訣

  • 「大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すかということだ」
  • 良いスピーチは日常会話の延長上にあるものなので、話し手と聞き手で対話を行う姿勢を忘れてはならない
  • 重要なところは強調し、時間をかけ、間を開けることで重要であると感じられるように話す

第七章 話し手の態度と人柄

  • 休息を取り、疲れた状態で話さないようにする
  • 話す前には食事を控えめにし、頭に血が回るようにする
  • 魅力的に見える身なりをすると、自信を増すことができ、聞き手も敬意を払う
  • 笑顔を絶やさないようにする
  • 聴衆を散らばらせないようにし、一箇所に固めるようにすると、心を動かしやすい
  • 自分の表情がよく見えるように壇上は明るくする

第八章 スピーチのはじめ方

  • スピーチの出だしは、強く印象に残りやすいので周到に準備をしておくべきである
  • 聴衆は核心を聞きたがっているので、前置きは短く、簡潔に行う
  • 堅苦しい始まりは避け、気楽で、さりげない印象をあたえるようにする
  • 具体例を挙げたり、印象的な言葉を引用したりして、聞き手の注意を引きつける

第九章 スピーチの終わり方

  • スピーチの終わりは、一番長く聞き手の記憶に残る可能性があるので重要
  • 話の要点をまとめたり、聴衆に語りかけたり、言葉を引用して、上手に終われるよう計画しておく
  • 聴衆がもう少し聞きたいと思っている間に話を終える

第十章 わかりやすく話すには

  • わかりやすく話すことは非常に大切だが難しい
  • 聞き手の身近な、知っている出来事に例えることで聞き手にとってイメージしやすくなる
  • 相手が知らない分野を話すときは専門用語を避け、子供でもわかるような平易な言葉で話す
  • 実物や写真・図解などを見せて視覚に訴えると良い
  • 重要な内容は言い回しを変えて複数回繰り返す
  • 抽象的な話は後から例を示してわかりやすくする
  • あまり多くの題材に触れず、主要な題材とするのは1つか2つにしておくべき
  • 最後に自分の話した内容の要点をまとめると、聞き手がわかりやすい

第十一章 聴衆に興味を起こさせる方法

  • 人間は身近な事柄の知らなかった事実に興味を抱く
  • 人間の主な関心事は自分自身に関係のあることである
  • 具体的で明確に話すことで、明確で、印象深い話になる
    「ルターは子供時代頑固で強情だった」 ↓ 「ルターは子供時代頑固で強情な子供で、午前中だけで十五回も先生に鞭で打たれた」
  • 物事を形容する語句を含むことで、聞き手の脳内にイメージを作り出すことができる
  • 対照的な文章を用いて考えを対比させる

第十二章 言葉遣いを改善する

  • 行動・外観・話す内容・話し方の4つで人間関係は成り立っている
  • 優れた文章に触れることで言葉遣いを正しく、美しくすることができる
  • 知らない言葉を見つけたら、辞書で調べ、日常会話で使ってみることで、語彙を増やすことができる
  • 使い古された表現ではなく、より意味が正確に、的確に伝わる表現を考える

【映画】2017/12に見た映画

先月はこの2本を見たらしいです。
冬休みあったし、もうちょっと見てるかなと思ったけど、
転職の準備だったり、逃げ恥の一挙放送見たりしてたのでこんなもんか。

宇宙人ポール

鑑賞日:12月02日 監督:グレッグ・モットーラ

安定のサイモン・ペッグ主演。
想像以上にフランクで陽気な宇宙人ポールと、ちょっとバカなメンツのロードムービー。
色んなSFのパロディやくだらない下ネタで笑い続けたのに、最後はしっかり締めてくる名作。

SING/シング

鑑賞日:12月03日 監督:ガース・ジェニングス

寂れた劇場を盛り上げるためのイベントが予想外のミスでおかしな方向に?といった映画。
序盤から中盤にかけて、主人公の無計画さ、無責任さに少し腹が立ってしまった。
反面劇場を守りたい気持ちも理解できたので嫌いにはならなかったが…
オーディションの参加動物や、主人公の友人など、優しくて性格の良いキャラクターが多く、
最後まで見て優しい気持ちになれた。

年明けてからはもうすこし見てる気がするので、
また感想ざっくり書きたい。

【SEO】SEOの勉強メモ(サイト構成編)

新しい仕事がWebメディア寄りの業務も触ることになりそうだったので、
SEOについて総ざらいしてみました。
とりあえず今回はHTMLの記述で気をつける点についてです。

内容は下記あたりを主に参考にしています。

最新のGoogle対策! これからのSEO Webライティング本格講座

最新のGoogle対策! これからのSEO Webライティング本格講座

これからのSEO内部対策 本格講座

これからのSEO内部対策 本格講座

support.google.com

ライティング編も併せてどうぞ beatdjam.hatenablog.com

HTMLの記述

HTMLの記述について、記述するべき内容や目安など

title

  • ページの内容を短く説明する。
    bodyにかかれている内容を簡潔に表す。
    不要な句点、読点、スペースは削除し、伝えたい内容だけを表現する。
  • 他のページと同じtitleにならないようにする。
  • 半角40文字 全角20文字程度 最大でも24文字以内に収める。
  • titleは|-などを用いて区切ることも可能。
    例) サイト名などを表示する
    SEO対策はB-Teck! | B-Teck!
    SEO対策は - B-Teck!
  • 区切り文字を入れる場合でも、キーワード重複は1つまで
    SEO対策の36箇条 - SEO対策のB-Teck!
  • 複数ページにまたがる場合はtitleにページ数などを入れ、同じにならないようにする

description

  • ページの内容を簡潔にまとめた概要を書く。
    コンテンツ内の抜粋ではページの内容をまとめた概要にならないので注意。
  • 他のページと同じdescriptionにならないようにする。
  • スマートフォン向けに50文字程度、全体で110文字程度に収める。
  • 同じキーワードを過剰に用いないように気をつける。

アンカーテキスト

  • 簡潔で説明的なテキストを使用する。
    リンク先の内容がわかるように、かつキーワードを用いたり関連性のある言葉を使用する。
  • リンクだとわかるような装飾をする。 本文と同様の装飾では気づかれなくなってしまう。
  • リンク先はtitledescriptionh1などにアンカーテキストを含んでいると良い。
    必須ではないが、それらの中にアンカーテキストで用いた言葉が含まれていることで、
    ユーザーが求める内容を得られるということを明示できる。

画像

  • ファイル名やaltテキストは画像の内容を適切に説明したものにする。
    汎用的な名前は使用しない。
    image1.jpgや、noname.jpgではなく、
    flower_rose.jpgのように画像の内容を表す名前が良い。
  • altテキストを設定する。
    基本的にaltテキストは全て設定するべき。
    画像が表示できない場合altテキストが表示されるため、
    altテキストのみで内容が想定できるようなものが望ましい。
  • 通常の画像はpngかjpg アニメーションはgifを使用する
  • 画像もsitemap.xmlに登録するとインデックスを促進できる

属性

metaタグ内やリンクなどに設定する属性について。

<a href="https://google.co.jp/" rel="nofollow">google</a>

<meta name=”robots” content=”nofollow”>

等のように用いるもの。

alternate属性

下記のようなケースで別のURLが存在する時、その代替URLを定義する。
* スマホ向けとPC向けで別のURLが存在する場合 (media 属性を設定)
下記の例はモバイル向けサイト、http://example.com/mobile/の存在を示している。

<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://example.com/mobile/">
  • 別の言語向けのURLが存在する場合 (hreflang 属性を設定)
    下記の例は日本語版、ドイツ語版、そしてデフォルトで表示されるコンテンツの3つが存在していることを示している。
<link rel="alternate" href="http://example.com/ja/" hreflang="ja" />
<link rel="alternate" href="http://example.com/de/" hreflang="de" />
<link rel="alternate" href="http://example.com/" hreflang="x-default" />
  • PDFなど、別のファイル形式が存在する場合(type 属性を設定) 下記の例はapplication/rss+xmlを指定することでRSSフィードが存在することを示している。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" href="http://example.com/feed">

canonical属性

alternate属性で定義するような同内容別バージョンのコンテンツが存在する時、
その中の正規のURLを定義することでコンテンツが正しく評価されるようにする。

<!-- http://example.com/de/やhttp://example.com/ja/等のときに記述する。 -->
<link rel="canonical" href="http://example.com/">

prevnext属性

複数ページにまたがっているコンテンツの場合に、つながりを明示するための属性。

<link rel="prev" href="前のページのURL">
<link rel="next" href="次のページのURL">

noindex属性

クロールやインデックスなどをされたくない場合に用いる属性。
管理画面や完了画面等、検索結果に表示されたくないページに使う。

<meta name="robots" content="noindex">

nofollow属性

クローラーがこの属性の設定された箇所のリンクを辿らないようにする属性。
コメント欄や掲示板などでのスパム防止などに用いる

<meta name="robots" content="nofollow">

noarchive属性

コンテンツをキャッシュしないようにクローラーに伝える属性。
頻繁に変化のあるページにこの属性をセットすることで古い情報が残ることを防ぐ

<meta name="robots" content="nofollow">

見出しタグhx

  • h1タグはページ最上部で使用し、ページの重要キーワードやテーマを書く
    titleと同じにせず、詳しく言い換えたものにする
    h1タグは重要なものとみなされるので画像などにしない
  • 重要な語句を見出しとして記述する。
  • 文字の強調としては用いない。
    emstrongの使用を検討する。
  • hxタグはpタグによる説明を必ずセットで行う。
  • h1h6は正しい階層順を意識し正しく設定する
    h1 > h2 > h3 > h4 > h5 > h6
  • h2以降は1つ上の階層を掘り下げて説明するものとする
  • 見出しごとに異なる内容になるようにする
  • リストのように表示したい場合は見出しタグではなくlistタグを用いる

段落タグp

  • pタグを適切に用いて文中の段落を分ける。

パンくずリスト

パンくずリストはページの上部や下部に設置される内部的なリンクの行。
サイト内でのページの階層を表しており、上位のカテゴリへの遷移などのユーザビリティの他、
クローラーも階層を理解するので、巡回やインデックスの効率が上がる。
設定しているページでは検索結果にも表示される。

URL

  • URLはコンテンツに関連する単語を使用したものにする。
  • コンテンツと直感的に紐づくディレクトリ構造にする。
  • リダイレクトのステータスは正しく用いる
    異なるURLから遷移されている場合は301リダイレクト(恒久的な転送)
    メンテナンスやエラー画面等の場合は302リダイレクト(一時的な転送)

本文

  • 本文の文字のサイズは16px 行間1.2emを目安とする。

モバイル向けサイト

  • モバイル向けサイトを同時に用意しておくことで、よりユーザーに利用されやすくなる。
  • PC版とモバイルで同じURLを用いる場合、リダイレクト等で適切な誘導を行う。 モバイルサイト向けクローラーとモバイル向けサイトで表示結果が異なる場合、正しくインデックスされない、
    クローラーに対するコンテンツ隠し(クローキング)と判断される可能性があるので注意する。

【SEO】SEOの勉強メモ(ライティング編) - B-Teck!