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【本】夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)


毎度不思議な大学生活を描く森見登美彦氏。

とはいっても自分は四畳半神話大系(アニメ)から入った口なのであまり大層なことは言えないのだけれど。

ほわほわして、どこか抜けた雰囲気のある「黒髪の乙女」の存在に終始頬が緩みっぱなしだった。
奇妙で、奇天烈な学園生活に見えても、ちょっとした細かな一つ一つのピースがどこかしら自分の学生時代の思い出と合致して、不思議な感覚として残っていくのは読んでいてとても面白かった。